4月23日
いつものホームセンターで苗を眺めていると、「アバシゴーヤ」の苗を発見しました。
ゴーヤは、畑で育てる作物の候補に入っていなかったのですが、「アバシゴーヤ」の苗を発見してしまったら育てないわけにはいかないのです。
私がこのアバシゴーヤの存在を知ったのは、数十年前のテレビ番組「どっちの料理ショー」でした。この「どっちの料理ショー」という番組は、
こだわりの食材を使用して作った料理を、毎週2品どっちが食べたいかを1時間かけてプレゼンしていく番組で、紹介された食材や調味料はどれも知る人ぞ知る良質なものばかり。まだまだ関東ではゴーヤが珍しかった当時、このアバシゴーヤなるものを食べてみたいなぁと思って沖縄旅行に行ったときに公設牧志市場で探し出しました。当時は、1本●●円ではなく、100gあたり●●円と測り売りするほどの野菜でした。市場のレジに並んでいると、後ろに並んでいた沖縄のおばあに、「あなたいいゴーヤ持ってるわね。それはとてもいいゴーヤよ。」と褒められ、さらにアバシゴーヤへの期待が高まったものです。
そんなアバシゴーヤ。調べてみると今では種も気軽に手に入るみたいですね。
今年は苗を手に入れたので、梅鉢接骨院の窓際にゴーヤカーテンとして育てることにしました。
7月7日
植え付けから約2か月がたちました。
大分成長して、花を咲かせ始めました。
畑周りには、蜂が活発に飛んでくるので何もせずそのままにしておりましたが、
受粉できなかった雌花は、黄色く変色して枯れてしまいました。
「ほったらかしではいかん!」ということで、毎朝雌花チェックを行い、5つほど受粉に成功し、実が大きくなり始めました。
7月28日
一番に大きくなり始めたゴーヤーの先が少し黄色く変色してきました。
収穫が遅くなって、熟し始めてしまったようです。
もうちょっと大きくなってくれるかな~と収穫を見合わせていたのですが・・。
沖縄でおばあに褒められたゴーヤよりは小さなものではございますが、それでもまごうことなき、粒の大きなアバシゴーヤが採れました。
多少熟しても問題はなかろう。と、切ってみて驚きました。予想以上に熟しておりました。
熟したゴーヤーを初めてみたので、こんなにも鮮やな赤色にびっくりしてしまいました。
初収穫のアバシゴーヤは、「ゴーヤチャンプルー」でいただきました。
ということで、栄養士の私から、ゴーヤチャンプルーのコツを申し上げます。
ポイントは、「豆腐」。
昨今の豆腐は柔らかいものが主流になっているようで、木綿豆腐を買っても絹と変わりないようなものまであります。が、ゴーヤチャンプルーには、固い豆腐で作るのがマストです。一番のベストはもちろん沖縄の「島豆腐」。私は初採れゴーヤの為に、横浜の実家近くで「島豆腐」買ってきてしまいました。
そして、作り方のポイントとしましては、はじめに豆腐を良く焼くことです。
全面よく焼いたら取り出して、豚肉、ゴーヤを炒め、この2つに火が入ったら豆腐を戻して調味料を加えて味をしみこませます。
最後に卵でとじて出来上がり!なのですが、出来上がりの画像うっかり取り忘れてしまいました。