しいたけの原木栽培
師匠からのご指導の下、しいたけの駒うちを行いました。
今回用意したのは「なら」の木。「なら」の枝を手ごろな大きさに切って用意いたしました。これは半月ほど前に切り出しておいたものです。
しいたけ栽培には、「なら」か「クヌギ」が適しているとのことでしたが、駒うちのしやすさでいうと断然「なら」の木が良いとのことでした。
ならの「枝」と申しましたが、わけていただいた「なら」の木、シイタケ原木と聞いて思い浮かべる原木の2倍は太い。師匠に尋ねたところ、
「太ければ太いほどたくさん生えてくるので期待できるよ。」とのこと。
上の写真は今回使用した原木の中で一番大きな原木ですが、直径23cmもありました。
まずは、ドリルで穴をあけ、駒を入れ、金づちで打ち込みます。ドリルで穴をあけたらすぐに駒を入れること!また穴をあけて駒を打ち忘れると原木の水分がどんどんともっていかれてしまうのでしっかりと駒を打ち込むこと。
ドリルで開ける人と駒うちする人の分担作業でしたが、やはり穴の見落としが。。最後にしっかり確認しました。
今回駒うち用に用意したしいたけの種駒は、500個。原木は11本用意しました。
駒の打ち込み間隔ですが、原木11本に対して500個はかなり多かったみたいです。
一度封を開けた駒は使えなくなってしまうので、かなり密に駒うちしておきました。次回、500個用意したら原木は20本くらい必要かな。また来年、原木を増やす予定なのでその時の参考に。ただ、駒が多い分にはすぐに菌が回るので良いとのこと。
こちらは数週間前に師匠からいただいた原木2本です。2年ものの原木。
すでにかわいいしいたけが生えてきました。
そしてこちらの原木は、この家に前からあった原木です。なんと10年選手だそうです。まだシイタケが生えてきています。
2021年3月22日
昨日、まさに「春の嵐」といった朝から晩まで降り続く雨&風の大荒れの天気でした。「雨が降ると一気に大きくなるよ」と師匠が言っておりましたが、まさに一気に大きくなりました。
この画像の2枚上の、師匠からいただいた2年目の原木です。左側2本は2年目ですが、右端の10年原木からも続々と生えてきました。ただ、さすがに先日駒を打ち込んだばかりの原木は変化なしでした。