カテゴリー: 梅鉢工房

2021年ゴーヤを育てる

夏野菜の苗

4月23日

いつものホームセンターで苗を眺めていると、「アバシゴーヤ」の苗を発見しました。
ゴーヤは、畑で育てる作物の候補に入っていなかったのですが、「アバシゴーヤ」の苗を発見してしまったら育てないわけにはいかないのです。

私がこのアバシゴーヤの存在を知ったのは、数十年前のテレビ番組「どっちの料理ショー」でした。この「どっちの料理ショー」という番組は、
こだわりの食材を使用して作った料理を、毎週2品どっちが食べたいかを1時間かけてプレゼンしていく番組で、紹介された食材や調味料はどれも知る人ぞ知る良質なものばかり。まだまだ関東ではゴーヤが珍しかった当時、このアバシゴーヤなるものを食べてみたいなぁと思って沖縄旅行に行ったときに公設牧志市場で探し出しました。当時は、1本●●円ではなく、100gあたり●●円と測り売りするほどの野菜でした。市場のレジに並んでいると、後ろに並んでいた沖縄のおばあに、「あなたいいゴーヤ持ってるわね。それはとてもいいゴーヤよ。」と褒められ、さらにアバシゴーヤへの期待が高まったものです。

そんなアバシゴーヤ。調べてみると今では種も気軽に手に入るみたいですね。

今年は苗を手に入れたので、梅鉢接骨院の窓際にゴーヤカーテンとして育てることにしました。

7月7日

植え付けから約2か月がたちました。
大分成長して、花を咲かせ始めました。

ゴーヤカーテン


畑周りには、蜂が活発に飛んでくるので何もせずそのままにしておりましたが、
受粉できなかった雌花は、黄色く変色して枯れてしまいました。

ダメになった小さなゴーヤ

「ほったらかしではいかん!」ということで、毎朝雌花チェックを行い、5つほど受粉に成功し、実が大きくなり始めました。

7月28日

一番に大きくなり始めたゴーヤーの先が少し黄色く変色してきました。
収穫が遅くなって、熟し始めてしまったようです。
もうちょっと大きくなってくれるかな~と収穫を見合わせていたのですが・・。

沖縄でおばあに褒められたゴーヤよりは小さなものではございますが、それでもまごうことなき、粒の大きなアバシゴーヤが採れました。

アバシゴーヤ

多少熟しても問題はなかろう。と、切ってみて驚きました。予想以上に熟しておりました。

熟していたアバシゴーヤ


熟したゴーヤーを初めてみたので、こんなにも鮮やな赤色にびっくりしてしまいました。

初収穫のアバシゴーヤは、「ゴーヤチャンプルー」でいただきました。

ということで、栄養士の私から、ゴーヤチャンプルーのコツを申し上げます。

ポイントは、「豆腐」。

昨今の豆腐は柔らかいものが主流になっているようで、木綿豆腐を買っても絹と変わりないようなものまであります。が、ゴーヤチャンプルーには、固い豆腐で作るのがマストです。一番のベストはもちろん沖縄の「島豆腐」。私は初採れゴーヤの為に、横浜の実家近くで「島豆腐」買ってきてしまいました。

そして、作り方のポイントとしましては、はじめに豆腐を良く焼くことです。

島豆腐を焼く

全面よく焼いたら取り出して、豚肉、ゴーヤを炒め、この2つに火が入ったら豆腐を戻して調味料を加えて味をしみこませます。

ゴーヤチャンプルーを炒る。

最後に卵でとじて出来上がり!なのですが、出来上がりの画像うっかり取り忘れてしまいました。

2021年植えたもの~しょうが

4月23日

3月の頭、ホームセンターでしょうがの苗を発見しました。
師匠に聞くと、しょうがの 植え付けはもうちょっと温かくなってからということでしたが、
種しょうがが売り切れると嫌なので購入して保管しておくことに。
種しょうがは、袋に入って全体的に汗をかいていました。

普段料理に使うしょうがは、汗をかくと、冷蔵庫に入れていてもカビてしまうので、ペーパータオルに包んで保管しておきます。
この種しょうがもこのまま袋にいれっぱなしにしたらおそらくダメなんだろうな~と袋からだして、玄関の日の当たらない場所で乾かして保管しておきました。

ぼちぼち、しょうがの植え付け時期ということで、とりあえずユーチューブでしょうがの植え付けの勉強しましょうとみてみたところ・・

「しょうがの種は、早めに購入した場合、乾燥させないよう袋にいれたまま保管されていると思いますが、先端が腐ったりしてもったいないことになっていませんか
?そのようなことがないように、発泡スチロールに土を入れて乾燥しないようその中で保管しておくとよいでしょう。畑に植え付けるまでに
発芽も始まり植えるときに好都合です」

とのこと。・・・・。そもそも初めの乾燥させないようというところから間違っていました。。
食べる用のしょうがとして保存であれば優秀だったのではなかろうか、、といううちの種しょうが。全体的に風通し良く乾燥状態で1か月近く放置してしまいました。
何個かに分けて植え付けいたしました。ちゃんと芽を出してくれるか。。心配だ

購入から1か月近く保管。腐った部分はありませんが、乾燥させてしまったうちの種しょうが。

6月10日


乾燥させすぎを心配していたうちの「種しょうが」長いこと芽が出る気配をみせなかったのですが、無事芽が出ました!!芽が出てくるまで1か月以上。ひやひやしたなぁ。もう。


芽が出てきたら、乾燥を嫌うということ。藁を敷いていきます。

7月12日

晴れた日には水やりをしっかりして、藁を敷いてから約1か月。結構大きくなりました。

草むらだった地面を畑にして1年目。次から次へと生えてくる雑草との闘いの日々。なんでかわかりませんか、植えた作物にそっくりな雑草がすぐ近くに生えてくるんですよね。

丸で囲ったしょうがの芽。その周りはすべて雑草です。まったく紛らわしい。

害虫との闘い。

「安心安全な、無農薬の野菜を自分たちの手で作る」というのが、移住した目的の一つです。移住早々に植えたソラマメは先日、惨敗に終わりました。(「2021年畑の植えたもの~そらまめ」

春になり、種まき、苗植え、土づくりと毎日畑にかまけてブログの更新をおろそかにしておりましたが、きゅうり、トマト、なす、とうもろこし、おくら、茶豆、白なす、ゴーヤー、長ネギ、ビーツ、各種ハーブ類等、畑仕事1年生の私どもは、あれも植えたい、これも植えたいと畑は今、盛りだくさんの欲張りサラダ状態です。

春先に、お隣の畑のご主人から、「春は虫がすごいからキャベツとか葉物類は避けたほうが無難だよ」と教えていただいてはいたのですが、このころの害虫といえばソラマメのアブラムシくらい。紙テープでぺたぺたすれば駆除が完了して、まだソラマメ自体も青々としていて、まさか病気にやられるとは思ってもみなかった時期でした。今は教えていただいたとおり、虫の量にびっくりしております。

朝食用にと、庭先で普通の植木鉢で育てたルッコラには、双葉が出た後に、粗い網をかけておいたのですが、何者か(おそらく蝶か蛾)により山盛り卵を植え付けられてしまっていました。

葉っぱが大きくなる暇もなく、葉っぱが欠けていくので欠けた葉っぱをすべて切り落としてみたところ、誰もが想像する「THE青虫」みたいな小さな幼虫が、たった3株のルッコラに20匹以上もくっついていました。

基本的に昆虫を触ることにはまったく抵抗がないので、基本的には見つけ次第指でとって除去&駆除をしておりますが、これが毎日の仕事になるとは、、。

うちの畑の害虫、量の多さNO.1「ニジュウヤホシテントウ(テントウムシダマシ)」

出始めの頃、テントウムシと同じフォルムのこの虫を見ても害虫とは思ってなかったのでほったらかしていましたが、ジャガイモの葉が茂る頃、この虫の恐ろしさに気が付かされました。

なんじゃこりゃ~

じゃがいも畑一面このざまです。この虫、ジャガイモの葉に山盛りいるなと思ったら、

トマト、キュウリ、ピーマン、トウガラシ、インゲン、なすにも被害が。毎日この苗木類をまわり害虫パトロールがかかせなくなりました。

ニジュヤホシテントウがくっついている葉はこのように枯れてきてしまい、表面についていなくても裏をのぞき込むとくっついているという厄介な奴なんです。

害虫捕獲機。ペットボトルの下を切り落として、水と中性洗剤を入れておきます。ニジュウヤテントウは、近づくと死んだふりして葉っぱから落ちようとするので、葉の下に構えておき水の中に落とします。一通り害虫パトロールに回ると水の中いっぱいのニジュウヤホシテントウが採れます。さすがにその画像のUPは控えさせていただきました。

取材を受けました。

先日、移住のコーディネートをしていただいた上野原市役所のKさんより、移住者の体験談を上野原市役所で発行している「広報うえのはら」で紹介したいとのご連絡をいただきました。コロナの影響で、こちらに移住してからも、なかなか外部との新たな交流を持つ機会がなく、接骨院&岩塩&新商品の広報になればと快諾いたしました。

あいにくの雨の中、カメラマンさんにライターさん、市役所の方2名にお越しいただき新商品の試食もしていただきました。

また、機会があえば上野原のケーブルテレビでもご紹介いただけるとのこと。

まずは、「広報うえのはら9月号」にて掲載予定とのこと。仕上がりを楽しみにしております。

石垣の上にすいかを植える

こちらは、会社の裏手にあります石垣です。石垣の途中に50cm程のちょっとした「土」部分がありまして、ここにすいかを植えてみました。

すいかというと「肥料食い」でおなじみの作物。無農薬&化学肥料を使わずにどこまで育つものなのか?!どちらかというと反対気味の私でしたが、社長が無類のすいか好きということでチャレンジしてみることにしてみました。

4月23日

いつものホームセンターで苗を購入。「スイカ赤大玉」普通の大玉で果肉は赤いすいかと、「ブラックジャック」という皮が黒い「でんすけすいか」みたいな黒すいかの2種類です。

5月13日

本日、上野原は小雨が降り、かなり肌寒いいや~な天気。農作業には適さないこんな日ですが、スイカの摘心等々行いました。というのも、植えた後にスイカの育て方のあれやこれやを見てみたらどうやらマルチをかけた土に定植して、さらにカバーをしたほうが良いと何を見ても書いてあるではありませんか。GW前後で大分温かくなってきたなと思っていたのも束の間、ここ数日とっても肌寒い日が続いています。むき出しのスイカの苗のことが急激に心配になり急ぎ作業を行いたしました。

苗を植えて20日ほどの「スイカ赤大玉」です。花も2つほど咲きました。まずは「整枝」をしていきます。

「整枝」本葉5~6枚出たところで、親づるの芯を摘みます。2~4節から出る子づるを3~4本伸ばします。

ということで、先端である親づるの先っちょをカットします。知らないとここは切れないなぁ~。

カットした親づるの先っぽです。これ、差しておいたら大きくなりそうなニオイがぷんぷんするのですが・・石垣の上は余裕があるのでこのまま差しておいてみることにします。枯れちゃうかなぁ。

孫づるも摘心していきます。

本葉6枚残して「整枝&摘心」した「スイカ赤大玉」です。

寒さ対策に不織布をかけました。

はい、ここで追肥用の肥料を準備します。牛糞と油かすのミックスです。油かすの割合は、チッソ/リン酸/カリ:5/2/1。スイカの肥料は、10/10 /10が良いと聞きかじったのでパハール岩塩(赤)を入れてみます。この赤いパハール岩塩は、通常商品を作るときに検品の際にはじいているものです。不溶解ミネラル分。カリの補充に。

苗と苗の間に追肥します。苗から離れたところに肥料を入れてあげると栄養を求めて根が大きく広く張ってくるそうです。

6月25日

残念なお知らせ。
赤大玉の苗(本体)が枯れてしまいました。梅雨に入ってからの長雨のせいでしょうか。摘心後、本体の苗は枯れてしまいました。
その代わり、摘心して挿し木をした「親づるの先っぽ」は元気に育っておりまして、このまま育て経過観察することにしました。

7月13日

赤大玉は残念な結果に終わりましたが、その代わり「ブラックジャック」はすくすくと成長して石垣からはみ出して下へ下へと伸びてまいりました。


このままでは下草の雑草にからまり収集がつかなそうなので、上の石垣に這わせるように誘引することにしました。

雌花も発見したので、こちらにも受粉しておきます。

8月5日

朗報!なんと、摘心して摘心して挿し木をしたスイカ赤大玉の「親づるの先っぽ」。すくすくと育ちました。

手前から伸びているつるは、スイカ赤大玉の摘心したツルです。これをたどっていくと・・・。

直径8cmほどのスイカが育っていました。

そして枯れることなく順調に育っている本命の「ブラックジャック」

こちらは直径15cmほどに成長しました。

2021年植樹~柑橘3種+1

畑の下ブロックは、果樹園にする!ということで新たに4種の木を植樹いたしました。

まずは「レモン」無農薬・国産レモンっていいですよね。カビやすいこの柑橘は、海外のレモンは防カビ剤なしに日本に輸入することはできません。「OPP・TBZ・イマザリル使用」これらはかなり強い毒性、発がん性のある農薬です。なんでこんなものをかけたものを販売が許されているのか・・・。普通の流通システムに乗せようとした必要悪なのでしょうか。

とにかく自分で作って食べるものなので農薬はなし!でチャレンジしていきます。

デコポンです。デコポンがとれたらいいですよね。しかも高級品種の不知火。無農薬不知火!

こちらは私が大好きな柑橘「清美オレンジ」です。3種類の柑橘、温かい地域の作物なので、柑橘類は過保護にそだてるぞ!

こちらは、「あんず」信州大実という品種です。柑橘は温かい地域の作物なので育つかどうか、お試し的なところも正直あります。なにせ4月に入ってから寒さで水道管が破裂してしまったものですから。。なので、「信州」のあんずだったらこちらは元気に育ってくれることに期待!

斜面の果樹園、上から「レモン」「デコポン」「清美」「あんず」の順に。上のほうが日当たりが良いので、寒さに弱い順に植えてみました。とわいえそんなに離れているわけではないんですけどね。

庭にすごいものが咲きそう。

冬に越してきたときには殺風景だった庭ですが、春を迎え次々と多種多様な花が咲き、改めていろいろな庭木があることにおどろかされます。梅やミモザ、椿に桜が終わり、上野原の山々は野生の藤で紫いろに染まっています。

上野原野生の藤の花

弊社の庭木で咲いているものもひと段落ついたところなのですが、畑と庭の間に凄い葉、すごい蕾をつけている草がありました。

ギザギザの葉っぱ、直径4cmほどの蕾。どんな花をつけるのか。かなり楽しみな大きさの蕾です。咲いたらご報告いたします。

5月7日

大きな蕾がついてはいましたが、緑色の固そうな蕾だったので、開花まではまだまだ先なんだろうな~昨日はそんなことをおもながらブログを書いていたのに、今朝畑と庭の水やりに出てみるとかなりびっくり!

もう花が咲いていました。すんごい蕾などと、昨日は大げさに書いてみたのですが、つぼみを見つけた以上に驚く大きな花が咲いていました。それと、大きさにびっくりした以上に「この花・・。ブログに記事にしちゃったけど・・・。大丈夫か?!?!。まだ蕾の記事しか書いていなかったから、しれっと削除しちゃう?!」などと心のなかで自分会議を開きつつ、すぐにネットで検索しました。

「大麻・けしの花」

画像検索したら今、目の前に咲いている花の画像が出てくるじゃありませんか。。大丈夫か?!やばいやばいとあせりつつ、「大麻・けしの見分け方」山口市のHPを見てみるとわかりやすく説明されていました。

https://www.city.yamaguchi.lg.jp/soshiki/48/69522.html

結論から申し上げますと、目の前の花は植えても良い「オニゲシ」でした。

ちなみに、この「オニゲシ」に似たアウトなけしは、「ハカマオニゲシ」(ブラクテアツム種)(パパヴェル・ブラクテアツム)という真っ赤なけしで、「花びらの基部に存在する鮮明ではっきりした黒紫の斑点」が目印らしく、庭に生えている花は左の写真のように黒紫の斑点はありません。

何はともあれ、よかったよかった。

2021年畑に植えたもの~アスパラガス

アスパラガス大好き!多年草なので毎年にょきにょきと生えてくるとのことでそりゃ是非とも育てたい!2種類の苗が売っていたのでどちらも植えてみることにしおました。

苗の取説をとおり、穴掘って♪苗植えて♪水かけましょう。

3月の頭に植え付け作業を行いましたが。4月7日現在まだ芽は出ていません。スギナの小さいのと紛らわしい!!

2021年植樹~アーモンド

温暖な場所の作物であるアーモンドですが、自家製のアーモンドでアーモンドプードルを作ってお菓子を作りたい!そんな夢をもちつつアーモンドの苗を植えました。昔昔、子供のころアーモンドの種をもらって植木鉢で育ててみたところ、花を咲かせるまでには大きくなったのですが、植木鉢のままにしておいたのでそれより大きくなった覚えがない・・。

冬の寒さが心配ですが、上野原のホームセンターで苗を売ってるということは、上野原でも大丈夫ってことでしょう!

わが社の畑の一番上、日当たりがよく一番温かいのではないかと思われる場所、オリーブ横に植樹いたしました。

2021年植樹~菓子くるみ

苗の選び方をコツを師匠に教えてもらったところ

「なるべく太いもの」

とのこと。ホームセンターで売られている同種の苗をすべて見比べて一番太いものを植樹しました。

こちらのくるみの苗を見た師匠は、

「これはいい苗ですね。クルミは実をつけると思いますよ。」

とのお墨付きをいただきました。

アーモンドやオリーブは温かいところの植物なので果実がつくかどうかいちかばちか、初めてのチャレンジ!と思って植えてみたので、もしかしたら果実はつくかどうか・・。

せめてこのくるみはなんとか実を結びますように!