すももの木の剪定
会社の周りの木々はそのまま伸び放題。プロの意見を聞きながら剪定をしました。
剪定のポイント
枝が横へ広がるように上に向いた枝を落としていく。
枝が多すぎると栄養が枝にとられるので、元気がよさそうな横へ延びる枝を残し透いていく。
そのほかにもいろいろ教えていただきましたが、基本はこの2点。だったかと・・・・

大胆に切り落としました。来年にはきれいな花が咲くことでしょう。
ストーブが来てからというもの、薪のことばかりを考えているような。幸い、会社の裏山は大家さんの持ち物なのでこちらからも調達が可能です。さらに植えた桜が大きくなり過ぎ、電線にかかるのでと、大家さんが切り倒してあった木がそのままになっているのでそれも自由に持って行ってくださいと、言っていただきありがたい限りです。
ホームセンターで売っている薪をみると一束500円くらいですが、夕方から夜まで燃やすとなくなってしまうくらいの量だなと、実際にストーブを使ってみてわかりました。移住前は世田谷に会社があったのですが、近所の大きな素敵なおうちにはストーブの煙突が立っていていいなぁなどと思っていたものです。が、世田谷で薪の調達などはできないはずなので、薪を購入して使っているとしたらやっぱりすごく贅沢品だったんだなぁとあらためて思いました。
こちらでは多種多様な木を薪にしていますがとってもカラフルなことにびっくりしました。
左の黄色い木は桑の木です。上野原は養蚕が盛んだったので桑の木が植えられていたそうです。右の紫色の木は樫の木です。固い木なので切るのも割るのも一苦労。でも苦労した分燃えにくいので、長持ちしてくれそうです。
庭の梅がぼちぼち咲いてまいりました。日がよくあたる会社の庭は、近所のお宅に比べても花の咲きが早いようです。
そんな中、あざやかな黄色い花が庭の地面から直接ぽこぽこと咲いてきました。東京から来た接骨院の患者さんはひときわ目立つこの花が気になるようで
「この花の名前は?」と質問を受けました。
それではとグーグルの画像検索をかけてみましたがうまくヒットせず。花の名前をよく知る母親に聞いてみたところあっさり「福寿草」と教えてくれました。この福寿草、つぼみの時に株分けするとどんどんと増えていくそうです。今年はすでに咲いてしまったので来年株分けして庭をにぎやかにしようかな。
とにかく郊外の山の冬を甘く考えていた私ですが、この無限の寒さ地獄から救ってくれたのは
「薪ストーブ」でした。
社長が「薪ストーブ」が欲しい!とネットで比較検討を重ねた結果、購入したのがこちらのストーブ。
結論から申し上げますと、いろいろ寒さ対策で購入した数々のあったか商品がいらなくなるくらいの爆発的な温かさでした。
せっかく郊外に移住するならば薪ストーブを入れたい!とお考えの方もいらっしゃると思いますので、薪ストーブの利点と不便な点を挙げていきたいと思います。
まずは利点から
〇灯油の消費量が大幅に減りました。
冬になりたての頃は、居住スペースと仕事場で使用していたため、1週間に20リットルはなくなっていました。現在は居住スペースでの灯油の使用がなくなったので灯油の減りは半分以下におさえられております。
〇調理にも使ってガス代節約。
調理ガステーブルの使用頻度が格段に減りました。
ストーブの上の天板とストーブ内
ストーブからのエネルギーを無駄にしない、したくない。ガスの消費量も減らせるのではないかとガスの消費量減量キャンペーン中!
どうしてもガス火で強い火で一気に調理したい場合も、先にフライパンをオーブンで予熱をしたり、冷え切った食器をストーブ上部にちょっと載せておくだけでもあたたまります。
〇なにはともあれ室内全体があたたかい。
薪ストーブを使うまでは、朝起きた時の部屋の室温が4℃前後でしたが、薪ストーブを使うようになってからは、10℃を下回ることがなくなりました。薪ストーブを入れるまでは、窓からの冷気が~とか、どこか窓あいてる??とどこからともなく入り込む冷気に悩まされておりました。
不便な点!
×今年初めての薪ストーブなので、薪のストックがない!
会社の周りは山!たくさんの薪はあるので、会社周りで調達していますがなにしろ薪の乾燥が足りない!薪の準備に思いのほか時間がかかっております。
×薪に火をつけるのが大変。特に朝。
ホームセンターなどで売っているよく乾燥した薪を使えば問題はないのですが、光熱費節約を目指しておりますので1束500円以上の薪を買うなど、札束に火つけてるようなもの(笑)ということでせっせと会社周りの薪や小枝を拾い集めております。朝は特にストーブが冷え切っているのでなかなか大変でしたが、乾燥した小枝から中枝のストックができてきたので大分解消されてきました。
×ストーブの手入れ
弊社のストーブはガラス面が2面ついております。横から火のゆらぎを眺めたりできる。それは薪ストーブの醍醐味ではないでしょうか。ですが、この横の大きなガラス面がとにかくススで曇ります。なるべく火があたらないようにしても1度火をつけたら必ず曇ります。お手入れは、濡らした新聞紙に木灰をつけてこするのですが、まあまあ大変な作業です。これはストーブの種類によると思いますが横幅が狭いことと、あとは薪の乾燥具合も関係しているみたいですね。
×灰かき
薪を燃やすと灰がでます。しかも大量に。灰受けにたまった灰を玄関先の灰捨てツボにいれるのですが、灰がふわぁ~と舞い上がって地味に面倒です。この作業は毎日必須。
ただ、不便な点は、薪の乾燥が足りていないことが大きくかかわっているようなので、来年はもっと快適になるのかなと期待しております。
移住してきて初めての冬です。
1階部分は接骨院・待合室、岩塩製造所・会社事務所・倉庫に。
2階部分は、居住スペースとして使用しております。
が、この1階部分の使い方を見ていただいてもわかるように、なにしろ広いおうちなんです。
もちろん会社としてスペースを確保したいと思っていたので、それはもう広くて大満足なのですが、仕切りの少ない広い居住スペースはとにかく寒い!
石油ストーブをつけても寒い!それにこたつをつけても寒い!常に火鉢に炭を入れておいても寒い!
上野原市は比較的都心から近いので、今までと大して変わらないだろうとタカをくくっていたのが大間違いでした。
上野原市の中でも標高が約200mのここはやはり山の中。太陽が落ちた途端、びっくりするくらいの寒さでした。
都心で働いていたときは、ユニクロのヒートテックさえ着ていれば普通の洋服で困ることはまずなかったのですが、、、
今まで洋服のお買い物の選択肢として考えたこともなかった「ワークマン」ですが初めて心から行きたい!と思いました。
車で30分もかかる大月の「ワークマン」、あったかパンツにあったかブーツ、あったかアウターあったかインナー。みるものすべてが欲しくなり初めてのワークマンでの爆買いを経験いたしました。
いくらかこれで寒さもしのげるかと思ったのですが最終的に寒さの無限地獄から解放してくれたのは「薪ストーブ」の導入です。
爆買いをしたワークマンの衣類と共になんとかこの初めての冬を乗り切れそうです。
会社兼、製造所兼、接骨院兼、住居のこちらの物件は、上野原市の市街地から車で15分ほど離れた山の中にあります。
市役所の「移住コーディネーター」の方に紹介を受け、現地を見て即決した次第です。
ここへ至る道のりは結構かかりました。
先ず移住先を決めるのに、自分の条件を決め、それに見合う地域を選定。
その地域の調査。有楽町の交通会館にある「ふるさと回帰支援センター」には
大変お世話になりました。
私が上野原市へ移住できたのも、こちらで開催された山梨県の紹介・相談企画が
きっかけでした。
移住先を上野原市に決めてからは、市役所の移住コーディネーターの方に
希望物件の条件をお伝えし、空き家バンクへ登録された物件だけではなく
登録前の物件等も精力的にご紹介いただき、上野原市へ足を運ぶたびに、コーディネーターさんに物件まで連れて行っていただきました。
そんなことを数回繰り返して季節も変わったころ、新たに登録予定の物件があると今の物件を紹介していただきました。
最初に訪れたときは、かたずけの真っ最中で、とても人が住める状況ではなく
よくテレビなどで紹介される「ゴミ屋敷」といった感じでしたが、日を置いて見に行くたびに見通しが良くなり、きれいになっていきまた、大家さんやそのご親戚の方々ともお話しさせていただき、直感的に「ここ」っと決めた事が間違いではなかったと確信に至りました。
広い大きなおうちなのでまだまだかたずけ・リフォームに時間はかかりそうですが徐々に住みよく、仕事のしやすい環境に整えていきたいと思っております。
弊社の移転は約10年程前から計画しておりました。
まだ東北の震災の記憶が新しいころの話です。
都心で添加物の入っていない納得のいく食材を手に入れるには、贅沢なスーパーなどに行く必要がありました。
こだわりが強いといわれればその通りかもしれませんが、自分たちの口にするものはこだわりたい。
そこでたどりついた答えは農産物などの生産地に近い場所に会社を移転、移住することでした。
時間をかけ、多くの方々にご協力いただいた結果、都心まで1時間ほどですが自然豊かな上野原市大野に良い物件を見つけ、移住することができました。
こちらでは、
・地元農産物を使った加工品の製造
・畑のでの野菜つくり
・山の幸の加工品
などをパハール岩塩を使って作っていきたいと思います。
地域の方々に、この土地ならではの保存食など、いろいろと教えていただきながら
皆様に安心して召し上がっていただける製品を作ってまいります。